モーラー奏法とは何か

モーラー奏法の由来

モーラー奏法はアメリカで発祥したと言われています。
サンフォード・モーラー氏が軍人から叩き方のレクチャーを受けた後、その方法を伝えたと言われております。
その方法を記したとされているのが、モーラーブックと呼ばれる教則本です。
日本ではその本に書いてあることがモーラー奏法そのものであるとされているようです。

モーラーブックの連続写真

実はそのモーラーブックの中には腕の動かし方を表す4つの連続写真があります。
逆に言えば、動かし方を表した写真はその4種類しかありません。
私はこの連続写真こそがモーラー奏法の基本を動きで表していると考え、解析を試みました。
その解析の結果、以下のことがわかりました。

端的に言えば、
第1番目の連続写真は前腕のとうこつの回転によるシングルストローク
第2番目の連続写真はアップストロークを扱う時の動き方
第3,4番目の連続写真は腕で波を作る事の重要性
を表しているのだということです。

モーラー奏法の本質はリラックスして動く方法で演奏すること

実はこの4つの連続写真は全く違う動き方なのですが、すべてに共通する項目があります。
それがリラックスして動く方法と全く同じであるということです。
そこには3次元的な回転、波の利用、回転運動と直線運動との融合などさまざまな法則が潜んでいます。
当ドラムメソッドでは日夜努力してその法則の解明に力を入れております。

モーラー奏法を進化させる

当ドラムメソッドでは、モーラー奏法の動きの根本が、リラックスして動く方法であり、モーラー奏法の根幹であると見抜きました。
その具体的方法を模索する際に、大きな影響を受けたのが、体軸を中心とする身体操作の方法でした。
その方法を利用することでモーラー奏法を現代のドラミングに応用し進化させる事ができるようになりました。
現在では、進化はどんどん進み、まだ誰も解析できていないスイベル奏法を進化するモーラー奏法に取り入れバスドラを高速で踏むための理論を確立させました。

どのように動きべきかを知ることが大切

楽に動く方法は人によって違うなどということはありません。
また「リラックスなんて当たり前の事でわざわざ教わる必要などない事だ」という事をおっしゃる方もいらっしゃいます。

しかし当ドラムメソッドでは
「では、そんな当たり前のことがほとんどのドラマーさんができていないのはなぜでしょうか?
本当はわかったフリをしているのではありませんか?
基本を改革してもっと良くする方法こそ、一番重要であり、かつ一番難しいものです。」
と主張したいですね。

リラックスして動く方法は老若男女、人種の違いを越えて全ての人に共通するものです。
それはまるでお医者さんが、あらかじめ人間の身体の仕組みを知っているからそこ安全に手術が行えるのと同じ事なのです。
素人考えで完璧に奏法を改革できるのは、残念ながらほとんど不可能です。

有名プロも認める最先端理論

当ドラムメソッドの生徒さんには有名プロドラマーの方をはじめ、ドラム講師、アマチュアのドラマー(サラリーマン、主婦、学生)の方などなど様々な年齢のドラマーさんがいらっしゃっております。
どなたもこのドラムメソッドに通って「ああ、そういう事だったのか。やっとわかった!」とか「最初からココにすればよかった」というような事を口々におっしゃられます。

 

これからも色々な奏法が生まれてくる事と思いますが、すべて当ドラムメソッドの方法を利用すれば演奏できるようになるでしょう。

ぜひあなたも私達と一緒に本当の意味で正しい奏法を身につけませんか?