「なんか、ノリが軽いんだよね」
それは大学時代、バンド仲間に言われた一言でした。
リズムも崩れてないし、クリックにも合ってる。でも、演奏が「気持ちよくない」と言われる。
自分では何が悪いのか、全く分からなかった。
「もうちょっと後ろで叩けない?」
「走ってるように聞こえるんだよな」
「なんか浮いてる感じがする」
グルーヴが“ある・ない”って、才能の話なんだと思っていた。
センスとか、耳の良さとか、生まれつきの何か。
だから、「自分には向いてないのかもしれない」と、内心ずっと思っていた。
「感覚が悪い」「センスがない」と思い込んでいた
社会人になってからも、ドラムはずっと好きで、スタジオに入ったり、友人とセッションしたりしていた。
でも、ふと録音を聞き返すと、やっぱり“ノれない”。
演奏としては成立しているのに、何かが足りない。
タイミングを合わせてもダメ、タッチを意識してもダメ。
あらゆる改善を試したのに、根本的には何も変わらなかった。
それでまた落ち込む。
「やっぱり俺にはグルーヴがないんだ」
「リズム感が悪いんだ」
そうやって、自分にレッテルを貼っていた。
「グルーヴは、後から育てられる」
そんなある日、SNSで見かけたドラム講師の投稿が目にとまった。
「グルーヴはセンスじゃない。正しく練習すれば、誰でも身につけられる」という言葉。
正直、半信半疑だった。
でもその人の演奏動画を見て、確かに「音が気持ちいい」。
それが“本物のグルーヴ”だと直感的にわかった。
気づいたら体験レッスンに申し込んでいた。
「あなた、グルーヴがないんじゃない。“出し方”を知らなかっただけです」
レッスンの冒頭で、そう言われた。
あの一言で、10年以上のモヤモヤが一気にほどけた気がした。
これまで、自分がどれだけ“感覚だけ”でドラムを叩いていたか、
どれだけ“本質を理解しないまま練習していたか”を思い知った。
「リズムの本質」を理解していなかった
レッスンの中で、講師からこんなことを言われた。
「グルーヴをしっかりとつかむには、リズムの本質をとらえることが重要なんです。
タイミングのゆれや、身体の動かし方などに気を取られすぎると、かえってグルーヴが不安定になることもあります。
だからこそ、まずはグルーヴの基礎にあたる感覚を単純化し、自分の感性に、演奏を通して落とし込んでいくことが大切なんです。」
目から鱗だった。
「なるほど、自分は“ゆらす”ことばかり考えて、そもそも“芯”を理解していなかったんだ」と思った。
そのうえで、さらに印象的だったのはこんな話でした。
「グルーヴって、何か“本物”が一つだけあって、それをつかめたら合格、みたいに考えがちなんです。
でも本当は、グルーヴにはいろいろな種類があります。
それは、たとえば同じ親から生まれた兄妹でも、それぞれ性格が違うようなもの。
同じプレーヤーが同じ曲を叩いても、そのときの気分、解釈、空気感で“異なるグルーヴ”が生まれるんです。
大切なのは、どれか一つの正解に縛られることではなく、自分の中から出てきた“自然なうねり”を信じて育てていくことなんです。」
これを聞いたとき、「ああ、グルーヴって“当てるもの”じゃなくて、“育てるもの”なんだ」と、ストンと腹に落ちました。
だからこそ、誰かの真似をするだけでは限界がある。
“自分の音”に向き合う必要があるということです。
テクニックじゃない、「感じ方」が変わった
講師の指導は、“音の本質”に迫るような内容だった。
どんな音を出すか、ではなく、「どんな感覚で音を出すか」。
耳の使い方、脱力の意味、タイム感の置き方。
それらをロジカルに、でも感覚に落ちるように教えてくれた。
不思議なことに、身体の動きが変わったわけじゃないのに、音の“質”が変わっていった。
叩いてる自分自身が気持ちいいと感じるようになって、それが音にもにじみ出る。
録音を聞き返すと、あの頃の自分とは明らかに違う“うねり”がそこにあった。
「なんか軽いよね」と言われた理由がわかった
今なら分かる。
あの言葉の正体は、“リズムの芯”が捉えきれていなかったからだった。
無意識に前のめりになって、聴き手にとって「乗れない音」になっていた。
それは感覚の問題ではなく、「練習法と視点の問題」だった。
音を“整える”だけじゃ足りない。
“意味を持たせる”ことが必要だった。
「グルーヴは、才能じゃない。方法だ」
これが、今の自分の実感です。
かつての自分のように、「グルーヴが出ない」「気持ちよく叩けない」と悩んでいる人へ。
それはあなたのセンスが悪いんじゃなくて、練習の視点がズレていただけかもしれません。
グルーヴは、身体のゆれでも、間の取り方でもなく、もっと根本的な“理解”と“感性への落とし込み”が鍵です。
ちゃんと順序立てて練習すれば、必ず音は変わります。
それは、僕が身をもって体験したことです。
「音が変わると、自分も変わる」
グルーヴが変わると、ただ演奏がうまくなる以上の変化がありました。
自分の音に対して「気持ちよさ」を感じられるようになって、
その結果、他人の評価に一喜一憂しなくなった。
「自分の音を信じられる」って、すごく大きなことです。
あの頃、自信が持てずに音楽から離れそうになっていた自分に、今ならこう言えます。
「お前、下手なんじゃなかったよ。ただ、練習の方向が違ってただけだよ」
あなたも、自分のグルーヴを取り戻せます。
もし、昔の僕のように「気持ちいい演奏ができない」と悩んでいるなら。
もし、「グルーヴって何?」と迷いながら練習しているなら。
正しい“本質の理解”と“落とし込み方”を知ることで、確実に音は変わります。
あなたの音は、まだまだ進化できる。
それを、一人でも多くのドラマーに伝えたい。
🎧「タイムは合ってるのに、ノれない」
—— グルーヴの正体を見直す60分
あなたのグルーヴ感が伸び悩んでいるのは、センスの問題ではありません。
そして、練習不足のせいでもありません。
問題は「何を磨けば、グルーヴがよくなるのか」が曖昧なまま、
手探りで練習を続けてしまっていることにあります。
✅ こんな悩み、ありませんか?
- メトロノームには合ってるのに、バンドで浮いてしまう
- レコーディング音源を聴くと「なんか浅い」と感じる
- グルーヴが悪いと言われるけど、直し方が分からない
- 他人のコピーでは“自分らしいノリ”にならない
これは、上級者にこそ多い悩みです。
🔍「グルーヴの正体」に再入門する
このレッスンで扱うのは、グルーヴの本質的な構造です。
- リズムの本質とは何か
- なぜタイムは合ってるのにノレないのか
- 体の動きに頼る練習の落とし穴とは
- どこに“うねり”を感じると、音が変わるのか
🎙 講師の視点
「グルーヴをしっかりとつかむには、リズムの本質をとらえることが重要なんです。
タイミングのゆれや身体の動かし方などに気を取られすぎると、かえってうまくいかなくなることもある。
まずはグルーヴの基礎にあたる感覚を単純化し、自分の感性に、演奏を通して落とし込んでいくことが大切なんです。」
そして、忘れてはいけないことがあります。
グルーヴには“正解が一つ”あるわけではないということ。
それはまるで、同じ親から生まれた兄妹でも性格が違うようなもの。
同じプレーヤーが同じ曲を叩いても、その時の気分や意図で異なる“うねり”が生まれます。
大切なのは、誰かのノリを真似することではなく、“自分の中から出てくるノリ”を信じて育てることなんです。
🥁 グルーヴ再構築レッスンとは?
🎯 対象
- ドラム歴3年以上
- バンドやレコーディング経験あり
- タイムは悪くないが、ノリに悩んでいる
💡 内容(初回体験レッスン)
- 現在の演奏(音源 or 実演)をもとにヒアリング
- グルーヴのズレや違和感の原因を特定
- あなたに合った“再構築練習法”の提示
💬 受講者の声
❝ずっと「センスがない」と思っていたけど、それは誤解だった。
なぜ気持ちよくならないのか、論理と感覚の両面で言葉にしてくれたのが初めてで、腑に落ちた。
「ちゃんと自分の音がある」と思えたのが大きかったです。(30代・会社員ドラマー)❞
📅 レッスン詳細
項目 |
内容 |
時間 |
60分から120分(オンラインor都内スタジオ) |
料金 |
¥5,500から¥11,000 (スタジオ代、消費税込み) 無料体験レッスンあります。 |
特典 |
🎁あなた専用「グルーヴ分析レポート」進呈 |
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🎯 まずは一度、自分の音を“整える”時間を。
本気で取り組んできた人ほど、
一度「グルーヴの構造」を理解すると、演奏が激変します。
「あの違和感の正体、わかったかも」
そう言える演奏を、一緒に取り戻しましょう。
よくある質問
Q. 初心者でも受けられますか?
→ このレッスンは、ある程度ドラム歴のある方向けです。初心者用レッスンは別途ご相談ください。
Q. グルーヴが悪いのかどうか自分で判断できません。
→ 自分で判断できるようにレッスンで感覚を育成していきます。
📩 申込みはこちら
お名前/希望日時/ドラム歴/演奏の悩みなどを簡単にお知らせください。
こちらから日程候補をお送りします。
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